読まれるタイトルの付け方とは?押さえておきたい7つのポイント

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読まれるタイトルの付け方とは?押さえておきたい7つのポイント

2025.05.13

やま

ブログや記事を書くとき、まず大切なのが「タイトル」です。
せっかく内容がよくても、タイトルで興味を引けなければ読んでもらえません。

今回は、思わずクリックしたくなる「読まれるタイトル」のコツをご紹介します!
SEO対策や読者の心をつかむポイントをまとめたので、ぜひ参考にしてください。

読者が求めている情報を一目でわかるようにする

タイトルは、読者が「読むかどうか」を決める最初のポイントです。
何が書かれているのか、どんなメリットがあるのかをパッと見て伝えることが大切です。

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このように、具体的な内容や数字を入れることで、読者は「これなら読みたい」と感じやすくなります。
次のポイントを意識して、「自分なら何を知りたいか」を考えてみましょう。

  • 誰に向けたものなのか(初心者、主婦など)
  • どんな悩みに答えるか(疲れやすい、痩せたいなど)
  • どんな良さがあるか(簡単、時短など)

SEOを意識したキーワードを入れる

「SEO(検索エンジン最適化)」とは、Googleなどの検索結果に記事を上位表示させるための工夫のことです。
読者に記事を見つけてもらうためには、検索されやすい言葉=キーワードをタイトルに入れることがとても大切です。

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ハードルを下げるタイトルにする

タイトルを見たときに、「なんだか難しそう」「自分には関係なさそう」と感じさせてしまうと、読者は読むのをやめてしまいます。
そこで大切なのが、"これなら自分にもできそう"と思ってもらえるような言葉を使うことです。

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このように、少し言い回しを変えるだけで、読みやすく・親しみやすい印象になります。

ハードルを下げるキーワード例

  • 初心者でもできる
  • まずはこれだけ
  • 簡単ステップ
  • 気軽に試せる
  • ○○しがちな人向け

こういった言葉を使うと、読者に安心感を与え、「ちょっと読んでみようかな」と思ってもらいやすくなります。

文字数は30文字前後に収める

タイトルは長すぎると、検索結果やSNSの表示で途中で切れてしまい、伝えたい情報が見えなくなることがあります。
そこで意識したいのが、タイトルの長さはおよそ30文字前後にするということです。

なぜ30文字前後がいいの?

Googleの検索結果では、30〜35文字前後までしか表示されないため、それを超えると大事な情報が見えなくなることがあります。
また、SNSやスマホの画面でも、長すぎると読みづらくなってしまいます。
パッと見て内容が伝わるように、30文字前後を目安にすると、読者の目にも止まりやすくなります。

タイトルが長くなってしまう場合は、以下のポイントに気を付けて考えてみましょう。

  • 「伝えたい要素」を絞り込む(全部盛りにしない)
  • 副題や見出しにまわす
  • 言い回しをシンプルに置き換える(例:「〜することで」→「〜で」)

数字を生かして、より分かりやすく伝える

タイトルに数字を入れると、内容が一気に伝わりやすくなります。
「具体的」「信頼感がある」「パッと目に入る」といった効果があり、クリック率も高まりやすいポイントです。

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このように、数字を入れることで「どれくらいの情報量なのか」が明確になり、読者も内容をイメージしやすくなります。

「!」をつけすぎない

タイトルに感情や勢いを出すのに「!」(ビックリマーク)は便利ですが、使いすぎると次のようなデメリットがあります。
複数回使うと、「ちょっと大げさすぎるかな?」と読者が感じてしまうことも。

  • 落ち着きがなく見える
  • 情報の信頼性が薄れて感じられる
  • 強引に興味を引こうとしている印象になる

使うなら"ここぞ"という場面でのみにしましょう。

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目を引くおすすめの単語10選

タイトルに読者の興味を引く言葉を入れると、「おっ、読んでみようかな」と感じてもらいやすくなります。
特に以下のような言葉は、タイトルの中でよく使われており、反応も良い傾向があります。

  • たった(例:たった5分でできる肩こり解消法)
  • まずは(例:まずはここから!初心者のための資産運用)
  • ○○選(例:今すぐ試したい!便利アプリ10選)
  • まとめ(例:初心者向けブログの始め方まとめ)
  • 知ってた?(例:知ってた?意外と知らない節約のコツ)
  • 基本・キホン(例:今さら聞けないSEOの基本)
  • BEST○○(例:2025年版BEST家電5選)
  • やりがち(例:ついやりがち!転職活動での失敗例)
  • メリット・デメリット(例:在宅勤務のメリット・デメリットを解説)
  • あるある(例:新人看護師あるある5選)

こうした言葉は、タイトルの冒頭や中盤に自然に入れることで効果を発揮します。たとえば「まとめ」「○○選」などは、情報が整理されている印象を与えられます。
また、「たった」「やりがち」「あるある」などの言葉は、読者が"自分のことかも"と感じやすいため、共感を引き出すのにぴったりです。
ただし、目を引く単語だからといって、内容と合っていないのに無理に使うのは逆効果です。タイトルと本文の内容がきちんと一致していることが、信頼を得るうえで最も大切です。

まとめ

読まれるタイトルをつけるには、ちょっとした工夫がとても大切です。
読者の目に留まり、内容がしっかり伝わるタイトルには、いくつかの共通点があります。

  • 読者が求める情報が一目でわかること
  • SEOを意識したキーワードを自然に盛り込むこと
  • 難しそうに見せず、親しみやすい印象にすること
  • 30文字前後に収めて、読みやすさをキープすること
  • 数字を使って、情報量を明確にすること
  • 「!」を使いすぎず、落ち着いた印象を保つこと
  • 読者の興味を引く単語を適切に使うこと

どれも特別なスキルは必要なく、少し意識するだけでタイトルの印象は大きく変わります。
ぜひ今回のポイントを参考に、読まれる記事タイトルづくりに役立ててみてくださいね。

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